やじうまWatch

Xの入札ツールで取得したユーザー名、サブスクを解約すると元のユーザー名に戻る?

 X(旧Twitter)が新たに開始したユーザー名入札ツールで取得したユーザー名は、サブスクを解約すると元のユーザー名に戻るなど、独自のルールが存在することが明らかになった。

 Xは10月からハンドルマーケットプレイスと称し、アクティブでないユーザー名を公平に分配する仕組みを導入している。この仕組みを使って取得したユーザー名には、通常のユーザー名とは異なるルールが適用されることが明らかになった。まず、取得にあたっては、有料のプレミアムプラスまたはプレミアムビジネスに加入する必要があるが、これは取得時だけでなくそのユーザー名を利用している限り契約し続ける必要があり、譲渡が不可なのはもちろん、サブスクをキャンセルまたはダウングレードすると30日間の猶予後、古いユーザー名に戻るとしている。

 さらに、取得後は30日以内にログインする必要があるほか、定期的に投稿されていなければユーザー名の返還が要求される場合もあるとのこと。また、取得費用は無料の場合もあるが、短いユーザー名や一般名詞などのレアユーザー名に関しては、米ドルで「5桁から7桁の範囲」、つまり約150万円以上のコストがかかる場合もあるなど、相当な出費も強いられるようだ。

 この件を取り上げた海外メディアSocial Media Todayは「ユーザー名にお金を払うなら、Xに本当に熱心でなければならないということだ」とコメントしている。