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X、旧twitter.comの廃止に本格着手か。セキュリティキーの再登録をユーザーに呼び掛け

 Xが旧ドメインであるtwitter.comの最終的な廃止に向けて動いていることが明らかになった。

 同社は先週末、Xのセキュリティに関する告知アカウントであるSafety(@Safety)で、2要素認証にYubikeyやパスキーといったセキュリティキーを使用しているユーザーに対して、セキュリティキーを11月10日までに再登録するよう告知した。当初は理由を明らかにしていなかったため、セキュリティ上の何らかの懸念が発生したのかと界隈をザワつかせたのだが、まもなく補足のポストが投稿され、現在はtwitter.comドメインに紐づけられているセキュリティキーを、再登録によってx.comドメインに紐づけることで、Twitterドメインを廃止できるからだと明かした。

 twitter.comのドメイン表記はヘルプページなどにはいまだ多数現存しているが、ひとまずセキュリティキーについて書き換えを行うことで、ドメイン自体は廃止へと持っていく考えのようだ。書き換えを行わない場合はアカウントにロックがかかり、アクセスができなくなるとのことなので、Yubikeyやパスキーといったセキュリティキーを使用しているユーザーは、忘れずにチェックしておこう。