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誰でも電子書店の店主になれる講談社「じぶん書店」、一般店主の登録受付を開始、5月15日の開店に向けた準備期間に

 株式会社講談社は20日、自分の電子書店を簡単に開設できるサービス「じぶん書店」において、 一般ユーザーの書店開設機能を同日より公開し、事前登録の受付を開始すると発表した。ユーザーは、講談社が提供している約3万2000点の電子書籍の中からタイトルを選び、推薦コメントを入力することで、自分が売りたい電子書籍を並べた“マイ電子書店”を簡単に開設できる。開設費は無料。各マイ電子書店を通じて電子書籍が売れた場合は、10%のアフィリエイトコインが付与される。

 ブラウザーベースのサービスとして提供されており、登録や電子書店開設作業はスマートフォンだけで可能。本格サービスは5月15日からの予定で、それまでの期間は、扱うタイトルの選択や推薦コメント(推しコメ)入力などの書店準備が行える。マイ電子書店や推しコメをFacebookやTwitter、LINEでシェアする機能も備える。

「じぶん書店」トップページ

 なお、マイ電子書店に並べすことができる点数は150冊までだが、獲得したアフィリエイトコインなどを使って拡張することも可能。また、アフィリエイトコインは、電子書籍の購入に充当したり、ポイント交換サービスを通じて他のポイント/マイルに交換することも可能だ。

 じぶん書店では、20日から登録受付を開始した一般ユーザーのほか、作家や編集者・編集部らによる公式書店も開設され、すでに100人以上の公式書店が閲覧できるとしている。

公式書店の例