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ヤフー、IoTプラットフォーム「myThings Developers」正式版の提供開始

 ヤフー株式会社は25日、ウェブサービスやIoT製品と連携できる事業者向けのIoTプラットフォーム「myThings Developers」の正式版の提供を開始した。

 myThings Developersは、Yahoo! JAPANの各サービスをはじめ、他社のウェブサービスやIoT製品と自社製品・サービスを連携できるもので、2016年9月よりベータ版の提供を開始していた。

 今回の正式版の公開にあわせ、「Yahoo!天気」「LINE」「Akerun」をはじめとする40種以上のウェブサービスの商用利用を可能とした。また、同サービスにAPIを提供するパートナーが、ユーザーのAPI利用に応じて利用料を課金できる仕組みの提供も開始した。

 作成可能なサービス数およびサービスごとの組み合わせ数、最大ユーザー数の制限はない。

「myThings Developers」の利用プラン

 第1弾として、ユカイ工学のコミュニケーションロボット「BOCCO」やMJIの「タピア」、Secualの防犯サービス「Secual」など、9社でのmyThings Developersの採用が決定している。

コミュニケーションロボット「BOCCO」では、天気・防災情報を話す機能を提供する
防犯サービス「Secual」では、天気・防災情報を連携し、アプリ上での文字情報表示に加え、機器から音声の読み上げを行う