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Windows更新プログラムを月例セキュリティ更新とは別に提供、Creators Update向け

 Microsoftは、4月より提供を開始している「Windows 10 Creators Update(1703)」を対象とするアップデートの提供について、現在月例で提供している「セキュリティ修正アップデート」に加え、セキュリティ修正を含まない「アップデート」を月に1回あるいは複数回提供するとの方針を発表した。

 Windows Server Update Services(WSUS)またはSystem Center Configuration Manager(SCCM)では、これまでの月例セキュリティ修正アップデートは「Security Updates」と見なされる一方、新たに提供される予定のセキュリティ修正を含まない更新プログラムについては「Updates」とみなされる。

 また、まれなケースとして、セキュリティ修正を含まないが重要な問題に対する更新プログラムについて、WSUSとSCCMで「Critical Updates」と見なされるものとして提供する場合があるとしている。

 そして、Active Directory向けのWindows Update管理機能である「Windows Update for Business」では、UpdatesとCritical Updatesの提供を延期するよう設定することも可能だとしている。