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「Internet Week」が名古屋上陸、6月1日・2日に中京大学で開催、聴講無料
2017年5月26日 12:05
一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は、「Internet Week ショーケース in 名古屋」を6月1日・2日に中京大学名古屋キャンパス(名古屋市昭和区)で開催する。聴講は無料。ウェブサイトで参加登録を受け付けている。
「Internet Week」は、インターネットに関する技術の研究・開発、構築・運用・サービスにかかわる人々が一堂に会し、最新動向のについて学び、議論し、理解と交流を深めるためイベント。近年は、毎年秋に東京で開催されている。
その「Internet Week」において、参加者から特に好評だったセッションなどを厳選・再構成し、首都圏以外で開催するのが「Internet Week ショーケース」だ。「東京への出張はなかなか難しい」「昔やっていた地域開催をもう一度」という首都圏以外の地域の方からの声を受け、開催することにしたという。今回の名古屋が初めての試みになる。
基調講演は、組み込みシステム向けリアルタイムOSの第一人者である名古屋大学・高田広章教授。「“つながるクルマ”の情報プラットフォーム」と題して講演する。続いて行われる初日の各セッションのテーマは「インターネットの基盤技術を見直す」。ルーティングとDNS/名前解決について取り上げる。2日目のテーマは「インターネットに不可欠なセキュリティを見直す」。昨年秋に東京で開催した「Internet Week 2016」のセキュリティに関する講演の中から特に好評だったものを実施する。各セッションのタイトルは下記のとおり。JPNICでは「ネットワーク/サーバー運用管理、セキュリティ対応など、インターネット最新技術動向を短期間で気軽に、しかしながらしっかりと学んでいただける内容」を提供するとしている。
なお、初日夜に行われる懇親会(有料)において、ライトニングトークの出場者を募集中だ。
6月1日「インターネットに不可欠なセキュリティを見直す」
- 基調講演“つながるクルマ”の情報プラットフォーム
- 基盤技術を見抜く力を~プログラムの聴講にあたって~
- 今さら聞けないIPアドレスとドメイン名~見抜く力の基礎知識~
- ルーティングアワー(1)ルーティングにおけるマインド~各国事情の違いに基く相互信頼の関係~
- ルーティングアワー(2)相互信頼を脅かすもの そのつながらないルーティグかも~ルーティングの今を見抜く~
- DNSアワー~DNSの見抜く力を
6月2日「インターネットに不可欠なセキュリティを見直す」
- 実践インシデント対応~侵入された痕跡を発見せよ~
- DNS運用の「見抜く」を探る~インシデント事例の紹介と必要な要素・項目~
- 企業のDDoS対処戦略 Reloaded
- 昨今の標的型攻撃との向き合い方
- Webサイトを守るためにわたしたちができること