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「Internet Week」開催地が変更、20年目の今年は浅草橋で~隠れた名店もあるエリア

「Internet Week 2016」の会場となる「ヒューリックホール&ヒューリックカンファレンス」のあるビル(JPNICブログより画像転載)

 「Internet Week 2016」の開催日が11月29日~12月2日の4日間に決定した。会場は昨年までとは異なり、「ヒューリックホール&ヒューリックカンファレンス」(東京都台東区浅草橋1-22-16)に変更される。

 Internet Weekは、インターネットの技術研究・開発や構築・運用などに携わる人々がリアルで集い、最新情報を共有・議論し、交流を深めるためのイベント。一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)が主催し、例年、晩秋の11月下旬~12月はじめにかけての時期に開催されている。その前身であるイベント「IP Meeting」が1990年に参加者40人でスタートした後、インターネットの普及とともに年々、参加者規模が拡大。その後、1997年に「Internet Week」という名称になって今年で20年目となる。

 Internet Weekとなってからは、京都や大阪で開催された年もあったが、パシフィコ横浜で開催されるのが恒例となった。さらに2007年からは東京・秋葉原に開催地を移して毎年開催されてきた。

 今年の会場となるヒューリックホール&ヒューリックカンファレンスは、JR総武線・都営地下鉄浅草線の浅草橋駅前にある。駅で言うと秋葉原のすぐ隣だが、周囲の雰囲気はだいぶ異なっており、「秋葉原ほどの華やかさはありませんが、実はこの浅草橋には隠れた名店がけっこうあるらしく、何人かの方からは『おいしいお店があるんですよ~』という話をうかがっています」(「JPNICブログ」5月10日付記事)とのこと。

 なお、雷門などで有名な「浅草」とは全く別の駅だとして、JPNICでは注意を呼び掛けている。

 会場変更の理由についてJPNICでは、今年リニューアルを予定しているセッションのコマ割りに対応するためのものだとしている。従来のセッションは1コマ2.5時間が基本だったが、今年は1日通しのセッションなどを予定。そうしたセッションを組むのに、ヒューリックホール&ヒューリックカンファレンスの方が実現しやすいと判断したという。

 具体的なセッション編成は、6月より始動するプログラム委員会で検討していくが、JPNICでは、取り上げてほしいトピックなどの意見を聞くためのオンラインアンケートを5月18日18時まで実施中だ。