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約100社が参画するクリエイター向けの専門家・事業者マッチングサービス「BAUS」
2017年6月20日 12:00
株式会社モーフィングは、クリエイター向けに特化した専門家・事業者のマッチングサービス「BAUS」の提供を開始した。
BAUSでは、「MAKE TEAM」「RECRUIT」「PORTFOLIO」「BAUS MAGAZINE」という4つのサービスを通じて、各ジャンルのプロジェクトのアサインや求人などを支援する。
グラフィック、映画・映像、ウェブ・ウェブサービス、アプリ・ゲーム、広告、PR、音楽、アート、インスタレーション、出版・マンガ、建築・空間・インテリア、美術制作(映像・舞台)、プロダクトデザイン、ファッション・テキスタイル、イベント・エンターテインメントなど15業種を取り扱っており、約100社の企業・機関がオフィシャルパートナー(Adobe、avex、CAMPFIRE、幻冬舎など)、オフィシャルアカデミックパートナー(武蔵野美術大学、京都精華大学、デジタルハリウッドなど)、オフィシャルサポーター(ディー・エヌ・エー、CANVAS、tha ltd.など)として参画する。
「MAKE TEAM」は、短期のプロジェクトに対して必要なスタッフを職種ごとにアサインできるサービス。企業から個人への発注だけでなく、個人から企業への発注、企業間の発注なども可能。仕事の発注以外に、オープンコンペの募集やイベント観覧者の募集など、金銭報酬が発生しない依頼の募集も可能としている。
掲載期間は14日間で掲載手数料は1万5000円、3職種まで募集可能。1職種追加につき別途5000円がかかる。
「RECRUIT」は、長期のプロジェクトに対して必要なスタッフを募集できるサービス。正社員や契約社員、長期の業務委託、顧問契約、後継者の募集など、自由な雇用形態での募集を可能としている。
掲載期間は1カ月(9万円)、2カ月(16万5000円)、3カ月(24万円)、6カ月(45万円)、12カ月間(72万円)で、いずれも3職種まで募集可能。1職種追加につき別途料金がかかる。
「PORTFOLIO」では、BAUS上での仕事に対するクライアントの評価に基づいたランクを掲載。S〜Fのランクで判定され、Aランク以上を獲得するには、モーフィングとの面接で認定される必要がある。PORTFOLIOページは会員登録時に自動で生成され、統一のフォーマット上で情報を更新・反映。5項目の評価からクリエイター・ユニットのスキルを相対的に確認できるとしている。
また、注目クリエイターやユニットの紹介、取材記事などを掲載する専門媒体「BAUS MAGAZINE」もBAUS上で展開。各業界の最新事例や動向などトレンドを紹介するカテゴリーを用意する。
MAKE TEAM、RECRUITでは、掲載したいプロジェクト概要や募集職種を選択し、掲載記事の作成・申請を行う必要がある。BAUS運営事務局の承認を受けたあとは記事が公開され、応募がある場合はメールで通知される。応募者の評価については、アカウントログイン後、メールに記載されたURLから確認できる。
なお、MAKE TEAM、RECRUITへの掲載料金は銀行振込または「BAUSポイント」が利用可能。BAUSポイントはクレジットカード決済で購入できるほか、会員登録時やRECRUIT掲載時などに付与される。
BAUS発起人である加藤晃央氏(モーフィング代表取締役)は、クリエイティブ業界でもワークスタイルの変革や働き方の多様化などの流れを受け、大きく変化していることを感じているという。
今後はこれらの機能に加え、物作りに専念できる環境整備、「例えば決済関連の機能、クリエイター、ユニットが持つ知材、コンテンツに関する管理・保護・運用なども実現したい」とコメントしている。