レゴ公式の子ども向けSNS「LEGO Life」、“世界で最も厳しい基準”で運営

　レゴジャパン株式会社は、レゴ専用SNSアプリ「LEGO Life レゴライフ」を6月末にリリースした。対応OSはAndroid 4.1以降、iOS 8.0以降。

　ブロック玩具「レゴ」で作ったオリジナル作品を共有できる公式無料SNS。作品の投稿のほか、他のユーザーをフォローしたり「いいね！」を送るなど一般的なSNSと同様の機能を備える。12歳以下の子どもでも安心して利用できるように、ユニセフとパートナーシップを結び「世界で最も厳しい基準に沿って運営している」という。

フォロー機能や「いいね！」機能を備える

　ユーザー同士の交流には、レゴをかたどった100種の絵文字と32種のスタンプを使用。ひらがな・カタカナ・漢字・アルファベットなど通常の文字は使用できないようになっている。また、すべての投稿・画像は世界中の拠点からモデレーターが24時間体制で監視しており、適切なもののみをサービス上にアップロードするようになっている。これにより、人が写っている写真や不適切な投稿がアップロードされることを未然に防ぐとしている。

レゴをかたどった絵文字を100種類、スタンプを32種類用意

　ユーザーアイコンは着せ替え可能な3Dのレゴのアバターを使用しており、自撮り画像などは設定できないようになっている。また、ハンドルネームは「ぷにぷにアヒル王女さま」や「ラブリーあんず閣下」など、ランダムな3単語の組み合わせが自動的に付与されるようになっており、本名を登録する必要がない。

アバター作成画面

　アプリでは定期的に作品づくりのテーマが配信される。例えば、クリスマスなどの季節イベントがあるときは、それをテーマとした作品コンテストを開催する予定。また、レゴをテーマとしたクイズや動画コンテンツもそろえる。

作品づくりのテーマを定期的に配信

　なお、アプリのすべての機能を利用するにはレゴIDアカウントの登録が必要。ユーザー登録には保護者のメールアドレスを使った承認を行う。