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ロリポップ!利用者向けにLet's Encryptの無料SSL証明書発行サービスを提供、GMOペパボ

 GMOペパボ株式会社は、レンタルサーバー「ロリポップ!」で独自ドメインを運用する全プラン利用者を対象に、無料のSSLサーバー証明書を提供する「Let's Encrypt」を設定できる「独自SSL(無料)」機能を7月11日より提供する。

 独自SSL(無料)では、Let's Encryptによる無料のSSLサーバー証明書をロリポップ!のユーザー専用ページ内の「証明書お申込み・設定」から発行・設定できる。1つの独自ドメインあたり、サブドメインなしドメインとサブドメインを合わせて計100をSSL化できる。

 SSL化したウェブサイトは次世代通信プロトコル「HTTP/2」が自動で適用されるため、ウェブサイトの表示速度の改善も期待できるという。

 Let's Encryptは、SSL/TLSやHTTPSの普及を目的に、SSLサーバー証明書を無料で発行するプロジェクト。この証明書を用いることで、独自ドメインを変更せずに、通信をSSL暗号化したウェブサイトの構築が可能になる。

 ロリポップ!がすでに提供している有料の「独自SSL(PRO)」では、より認証レベルの高いSSLサーバー証明書を提供しているが、ライトプラン以上の契約者しか利用できなかった。

 GMOペパボでは、サービスの提供について、最近では、ショッピングカートやお問い合わせフォームなどの個人情報を入力する一部のページにとどまらず、ウェブサイトの全ページにSSLを設定する“常時SSL化”が求められているとしている。

 GMOペパボでは、独自SSL(無料)機能の提供に際し、ロリポップ!に新規に申し込んだユーザーを対象に初期費用を無料にするキャンペーンを7月20日23時59分まで実施する。