「N高等学校」通学コースにプログラマー育成クラス、「高校生在籍中にプロになる」がコンセプト

　学校法人角川ドワンゴ学園の通信制高校「N高等学校」は、同校の通学コースにおいて、プログラマー育成を目的とした「プログラミングクラス」を2018年4月に設置すると発表した。定員は30人で通学日数は週5日。年間費用は108万円。入学資格は中学卒業（見込）または高校在籍経験者、高校転学希望者。

　プログラミングクラスは、「1日中モノ作りに熱中。高校在籍中にプロになる。」がコンセプト。現役プログラマーのコーチによる学習サポートと、プログラミングを学ぶ上で最適な機材設備の環境のもとで実践的な学習を行うとしている。

プログラミングクラス学習イメージ

　チームラボ、クックパッド、LINE、はてな、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンなどIT企業でのインターンシップカリキュラムのほか、ドワンゴによる就活サポートなど、高校卒業後に即戦力として通用するための支援体制も整えているという。

　2018年度は代々木キャンパス（東京都渋谷区）のみで開設し、2019年度以降は他キャンパスでの開設も検討するとしている。なお、N高・提携スクール「バンタン プログラマーズ・ハイレベル・ハイスクール」は、プログラミングクラスの開設を受け、2018年度以降の新規募集は行わないとしている。