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Miracast非対応のWindows 8/7で画面をワイヤレス出力できるUSBアダプター「ScreenBeam Transmitter 2」

 Actiontec Electronicは、Windows 8/7の画面をワイヤレスで転送できるUSB接続のアダプター「ScreenBeam Transmitter 2」を9月30日に発売する。メーカー参考価格は4980円(税別)。

 ScreenBeam Transmitter 2は、2.4GHz帯と5GHz帯を利用する独自の通信プロトコルで「ScreenBeamアダプター」との通信を行う。専用アプリをインストールしたPCの画面をワイヤレス転送できるデバイス。

 Windows 10/8.1の環境では、OSに標準搭載されている「Miracast」の機能を用いて画面をワイヤレス出力できるが、これが搭載されていないWindows 8/7向けに提供する製品で、専用アプリもWindows 10/8.1向けには提供されない。

 接続可能な機器は、ScreenBeam 750、ScreenBeam Pro エデュケーション2、ScreenBeam Pro ビジネス、ScreenBeam Pro プレミアム、ScreenBeam Mini2、 ScreenBeam Mini2コンティニュアムの各製品で、1対1のピアツーピアで接続される。

 デバイスの接続はUSB 2.0だが、720pの画面を0.2秒以内に転送できる。無線の有効距離は10mで、音声出力はLPCMとAACに対応する。本体サイズ(幅×奥行×高さ)は17×8×30mm、重量は4g。

 主な用途としては、会議室への設置による会議の効率的な運営と生産性の向上のほか、教育用途では、授業中に教員が動きながら手元の端末から画面を投影できることによるスタイルの変革が挙げられている。