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Synology初の6ベイタワー型NASキット「DS3018xs」発売、10GbE NICやM.2 SSDの増設に対応

「DS3018xs」

 Synologyは、同社初となる6ベイタワー型NASキット「DS3018xs」を9月22日に発売する。市場想定価格は17万円前後(税込)。

 CPUにIntel Pentium D1508(デュアルコア、2.2GHz)を採用し、DDR4 8GBのメモリを搭載(32GBまで増設可能)。AES-NIハードウェア暗号化機能を備える。拡張ユニット「Synology DX1215」を取り付けることで、最大30台のドライブを搭載可能。

 インターフェースはUSB 3.0×3、ギガビット対応の有線LANポート×4(リンクアグリゲーション対応)。このほか、PCIe 3.0スロットを装備しており、オプションの10GbEネットワークインターフェースカードまたはM.2 SSDアダプター「M2D17」(2280/2260/2242フォームファクタ対応)を増設できる。転送速度は、10GbE環境のRAID5構成下で、リード2230MB/s、ライト878MB/s。

 Btrfsファイルシステムに対応しており、共有フォルダーのユーザー割り当てコントロールや、6万5000回のスナップショット機能、メタデータのミラーリングなどを可能としている。OSにはSynology独自の「DSM(DiskStation Manager)」を採用する。

 本体の大きさは282×243×166mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.2kg。

「DS3018xs」本体背面