1万4900円の3.5型ポータブルナビ、ハンファがWeb限定発売


3.5型タッチパネル液晶搭載のポータブルナビ「PND-A3510」

 ハンファ・ジャパンは、低価格ポータブルナビゲーションデバイス(PND)の新製品「PND-A3510」を8月中旬に発売すると発表した。価格は1万4900円。Webサイトでの限定販売となっており、7月10日より先行予約の受け付けを開始する。

 「PND-A3510」は、3.5型(320×240ピクセル)のタッチパネル液晶を搭載。本体サイズは95×80×19.5mm(横×縦×厚さ)、本体重量は約150g。付属の吸着式スタンドを車のダッシュボード取り付けることで配線不要で取り付けられる。電源は付属のシガーアダプタを使用。本体にバッテリーを内蔵しており、車外に持ち出しての利用も可能だ。バッテリー持続時間は約3時間。

 ハンファ・ジャパンによれば、ナビゲーション以外の機能を省き、徹底したコスト削減により低価格を実現した一方で、地図データは妥協せず、ゼンリン社製のものを採用したという。地図データの容量は約1GBで、SDカードに収録して提供。これを本体に挿入して使用する。

 ルート検索は、「おすすめ」「高速優先」「一般道優先(300km以内)」「距離優先(100km以内)」のモードが選択でき、複数ルートの比較や、経由地(5カ所まで)の設定も可能。地図検索は住所や緯度・経度からのほか、施設(40万件)、駅名、ジャンル(40万件)、名称(40万件)からも行える。最大500件までの地点登録も可能だ。

 なお、ハンファ・ジャパンでは、4.3型液晶搭載のPND「PND-A4320」(1万9800円)を5月に発売している。


「PND-A3510」のメニュー画面吸着式スタンドのイメージ

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(永沢 茂)

2009/7/10 11:08