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ソニーのPND「nav-u」に、3.5インチ画面のコンパクトモデル |
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自転車用の専用クレードルも用意
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ソニーは、パーソナルナビゲーションデバイス（PND）「nav-u（ナブ・ユー）」シリーズの新製品「NV-U3C」を4月21日に発売する。オープンプライスで、市場推定価格は3万7000円前後。同シリーズのエントリーモデルとして、カーナビ非所有者のほか、自転車などの非カーナビ層や若年層をターゲットとしている。
● コンパクトサイズながら、地図データは既存モデルと同等
電源は、シガー電源コード（12V/24V対応）のほか、屋内利用や充電に使えるACアダプタが付属する。持ち出し時にバッテリー稼働させる場合の持続時間は4時間で、小電力モードであれば画面表示が暗くなるものの5時間に延びる。 内蔵フラッシュメモリーは4GB。収録している地図は、建物の形状や道路幅もわかる市街詳細図を含み、交差点の拡大や3D表示、方面看板の表示、交差点名などの音声案内に対応。検索データは、住所が約3400万件、電話番号が約1000万件、名称が約1000万件、ジャンルが約200万件、最寄りが約200万件で、4.8インチディスプレイの既存モデル「NV-U3」「NV-U3V」と同等。目的地の検索・設定は、駅出口まで細かく対応する。 このほか、グルメぴあ（約1万2000件）、全国立ち寄り温泉情報（約200件）、日本サイクリング協会によるサイクリングターミナル情報（約30件）などのガイドブック情報も本体に収録している。さらに、口コミ地図サイト「PetaMap」の情報をPCでダウンロードして取り込み可能。データの取り込みは、無償ダウンロード提供するPC用アプリケーションからUSBケーブルで転送するか、メモリースティックDuo経由で行う。 なお、同アプリケーションは、Windows Vista SP1/XP SP3に対応。ガイドブックの転送・編集・削除、地図の更新・入れ替えによるカスタマイズや、データのバックアップなども行える。
● VICSは非対応だが、「徒歩モード」を進化 既存モデルの「NV-U3」「NV-U3V」と比べて簡易化されている点としては、トンネル内などGPSを受信できない際の自律航法機能がある。加速度・ジャイロセンサーなどによる「POSITION plus G」は搭載されておらず、進行方向や速度から自車位置を予測して一時的に表示する機能「POSITIONアシスト」を代わりに搭載している。また、既存モデルではオプションのVICSビーコンで対応できた渋滞情報の取得も非対応だ。一方、「NV-U3」「NV-U3V」から機能が向上した点として「徒歩モード・プラス」が挙げられる。このモードでは、歩行中の低速時でも進行方向を判別して表示する。また、車ルートの距離優先や規制といった条件を外した形で、徒歩・自転車用の参考ルートを確認可能だ。さらに、回転ボタンにより地図を任意の方向に回転させることができるようにした。 このほか、自転車のハンドルに取り付けられる専用クレードルを用意したのも特徴だ。追って6月中旬に発売する（別売、市場推定価格は5000円前後）。
関連情報 ■URL ニュースリリース http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200903/09-0318/ 製品情報 http://www.sony.jp/nav-u/ 関連記事：ソニー、PetaMapと連携したポータブルナビ「nav-u」新製品[BB Watch] http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/23064.html
（ 永沢 茂 ）
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