ドイツでは2100万人がコンピュータゲームの経験


 独IT業界団体のBITKOMがこのほど発表した調査結果によると、ドイツ国内でコンピュータゲームを経験した人口が、14歳以上の人口の実に30%にあたる2100万人に達していたことがわかった。ライプチヒで開催されたゲーム見本市「Games Convention Online Conderence」でBITKOMが発表した。

 今回の調査は14歳以上の1002人を対象に行われ、PCのほか、携帯電話、Wiiなどのゲーム専用機を用いたものすべてをコンピュータゲームと定義している。学歴との相関関係が顕著で、大学入学資格を有する層では、コンピュータゲームの経験率は3人に1人だったのに対して、義務教育のみを修了した層では5人に1人にとどまった。ゲーム専用機の経験率も学歴との相関関係がみられ、大学入学資格を有する層では11人に1人が経験していたのに対して、義務教育のみ修了者では20人に1人だった。年齢別では、14~29歳の若年層で経験率が70%と最も高かった。

 コンピュータゲームの機器の中で最も好まれていたのはPCで23%、これに続きゲーム専用機(10%)、携帯電話(5%)、携帯ゲーム機器(2%)だった。


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(Gana Hiyoshi)

2009/8/3 17:05