ドイツのIP電話利用者が700万人に
独IT業界団体のBITKOMが14日、欧州情報技術研究所(EITO)とともに行った調査の結果を発表した。ドイツ国内のIP電話利用者が前年比で20%増加し、680万人に達したことがわかった。
調査では2010年の普及予測も発表された。2010年には21%の伸びを見せ、820万人に達し、人口の1割を占める見込みだという。BITKOM会長のScheer博士は、IP電話は従来の固定電話の代替として定着した感があると指摘。ドイツでもIP電話の普及が着実に進んでいる状況が明らかになった。
IP電話の魅力はやはりコスト面で、企業での導入が増加する一方で、ブロードバンドの普及に伴い個人でも利用が進んでいる。また、ファクスやメール、音声ニュース配信サービスなどの総合的なサービスを提供する企業もあり、魅力的なサービスが提供されていることも、普及が進む要因の1つではないかとしている。
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(Gana Hiyoshi)
2009/8/17 16:33
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