米Twitter、インド最大の携帯キャリアでSMSサービス開始


 米Twitterは14日、インド最大の携帯キャリアであるBharti Airtelと提携し、SMSサービスを開始したと発表した。通常料金でつぶやきをSMSで送信でき、受信は無料で行える。

 Twitterでは、携帯電話の利用には大きな可能性があると見ている。地球上でインターネット接続人口は10億人だが、携帯電話人口は40億を超える。携帯電話のSMSサービスを使えば、つぶやくことは十分に可能だ。

 特に燃料不足や山火事、地震、チャリティーイベント、重大ニュースを世界に伝えることなど、これまでに起こってきた数多くの出来事では、短いテキストメッセージが鍵となってきたという。これには当然、Twitterが関与できる余地がある。イランで起こった抗議デモで、Twitterが大きな役割を果たしたのは記憶に新しい。

 Twitterは、これまでに米国、カナダ、ニュージーランド、英国でSMSサービスを提供しており、今回これにインドが加わったことになる。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/10/15 12:13