「Google Search Appliance」に検索結果の自動改善機能を追加


 米Googleは20日、企業向け検索アプライアンス製品「Google Search Appliance」に複数の機能を追加したと発表した。検索結果の自動改善機能や、インデックスするコンテンツの種類を追加したことなどが含まれる。

 今回の追加機能で最も大きなものは、検索結果の自動改善機能だ。例えば、特定の検索語句に対して、社内利用者がいつも4番目のリンクをクリックしているようであれば、自動的にそのリンクを上位に格上げする。その際、管理者が手を加える必要はなく、すべてが自動的に行われる。そのため、管理者の手間は減り、同時に検索結果が改善されるというメリットがあると説明している。

 「Google Search Appliance」がインデックスできるコンテンツの種類も多くなった。例えば、Microsoft SharePointにはデフォルトで対応し、インデックス速度も10倍速くなったという。また、Lotus Notesへの接続機能も追加されたほか、さまざまなフォーマットで共有されているファイルやデータベースへのサポートも追加された。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/10/21 12:04