「Google Dashboard」公開、ユーザー情報を1カ所で集中管理



Google Dashboard

 米Googleは5日、Googleが保有するユーザーの個人情報や、その設定情報を1カ所で管理できる新サービス「Google Dashboard」を公開した。利用に際しては、Googleアカウントでのログインが必要となる。

 「Google Dashboard」からは、Googleアカウントに関連付けられている20以上のサービスに関する情報がまとめて表示される。例えば、Gmailであれば、最近受信したメールや連絡先の数、Googleカレンダーであれば、最近登録した予定などが表示され、Googleのサービスがどのような情報を保持しているのかが確認できる。

 ページ右側には、個人情報を設定するページへの直接リンクが用意されており、Googleが保持している情報を参照しながら、設定を変更できるようになっている。

 ただし、現時点で対応しているサービスは20あまりに限られ、22のサービスではまだ利用できないことに注意が必要だ。例えば、Google Groups、Google Maps、Google News、Google Notebookなどは、「Google Dashboard」で利用できないサービスに含まれている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/11/6 11:51