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Windows 7にもウイルス対策ソフトは必要、MSがSophosに反論


Chester Wisnieski氏のブログの11月3日付記事

 米MicrosoftのPaul Cooke氏は6日、「Windows 7を含むどんなOSにもウイルス対策ソフトは必要である」との主張を、Windows公式ブログで再度行った。

 これは、セキュリティ企業Sophosの研究者であるChester Wisnieski氏が3日、Windows 7はマルウェアに対して脆弱であるとの実験結果を公表したことに対して、Microsoftが反論したものだ。

 Sophosの実験では、クリーンインストールしたデフォルト設定のWindows 7にウイルス対策ソフトをインストールせず、どれだけのマルウェアに感染するかを調べたという。マルウェアのサンプルには、Sophosに届いた最新サンプル10種類を利用した。その結果、10種類のうち8種類が実行されたとしている。

 これを受けてSophosは、「残念なことにMicrosoftの主張に反し、Windows 7はこれ以前のバージョンのWindowsと同じく、がっかりさせられるものだ」とコメントしていた。

 このSophosのブログ記事に関しては、一部著名ブログでも反論が起こり、セキュリティソフトを売り込むためのセールストークではないかとの見方も広がっていた。

 Microsoftはこれに対して6日、Windows公式ブログで反論し、Windows 7でもVistaから技術を引き継ぎ、マルウェアがPCに侵入しないように防ぐためのさまざまな方法を採用していると説明。特に、実行する以前の段階として、マルウェアがPCに達することがないように、Internet Explorer 8に組み込まれたスマートスクリーンフィルターを挙げ、こうした技術を使用すれば、危険なソフトウェアのダウンロードを事前に防ぐことができると主張している。SophosはこうしたWindows関連技術を無視し、マルウェアをそのまま実行していたという。

 その上でMicrosoftは「Windows 7でもウイルス対策ソフトを実行する必要がある」とし、そのために同社はウイルス対策ソフト「Microsoft Security Essentials」を無料で提供することにしたと説明している。さらに、Windows Updateなどの自動アップデートサービスを使って、すべてのソフトウェアを最新状態にすることの重要性も指摘している。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/11/9 12:09

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