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MSのBingが「Wolfram|Alpha」の組み込み開始、検索結果の改良も


「bmi Calculator」での検索結果例。まず、身長と体重の入力欄が表示されるため、入力後に「calculate」ボタンを押すと、Wolfram|Alphaによる計算結果が表示される仕組み(Bing公式ブログより画像転載)

 米Microsoftの「Bing」が11日、大幅に改良したサービスを発表した。数日以内に米国内で利用できるようになる。

 今回発表された改良のうち主要なものの1つは、米Wolfram Researchが開発した知識計算エンジン「Wolfram|Alpha」の演算機能を、Bingに組み込むことにしたというものだ。この機能もまた、米国内で数日以内に提供され始める。

 これによって、Bingに入力する質問の内容に応じて、クエリーがWolfram|Alphaの知識決算エンジンに送られ、計算結果がBingのページに表示されることになる。

 例えば簡単な例として、「bmi Calculator」と入力すると、身長と体重の入力欄が表示される。そこに入力した数値がWolfram|Alphaに渡され、BMI(肥満度)の計算結果がBingのWebページに表示されるという仕組みだ。

 Wolfram|Alphaのアルゴリズムを利用しているため、高度な数式を入力して、グラフや図面を描かせるなど、これまでのサーチエンジンではできなかった多くのことが可能になる。

 そのほかの改良点としては、旅行関連の検索も含まれていることが明らかになっている。旅行関連のクエリーを入力すると、すぐに「Bing Travel」のページから旅行日程を検索して、予約できるのに加え、目的地の高品質画像もその場で表示できるという。

 さらに、企業などを検索する際に連絡先などの情報をプレビューできるのがBingの特徴だが、この機能を改良し、場合によっては画像もプレビュー結果に含めるなど、新たにページを開かなくてもより多くの情報が得られるようになったと説明している。

 Bingは、サーチエンジンではなく“ディシジョンエンジン(決定支援エンジン)”であるとの考え方をサイト全体で貫き、その結果として他のサーチエンジンとの差別化を図りたい考えだ。


グラフの表示例(Bing公式ブログより画像転載) 多面体の表示例(Bing公式ブログより画像転載)

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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/11/12 14:32

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