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Google、米国の判例検索を「Google Scholar」で開始


 米Googleは17日、米国内の裁判所における判例を検索できるサービスを「Google Scholar」に追加したと発表した。米国連邦地方裁判所・控訴裁判所・最高裁判所の判決や意見書、論文を検索できる。

 判決は、当事者名や分野名を入力することで検索できる。例えば、「Google」と入力することによって、米Microsoftの研究者Kai-Fuu Lee氏をGoogleが引き抜いたことに端を発した裁判などの判決文を見ることができる。また、「Sony Betamax」と入力すれば、VTRを利用することが著作権侵害に当たるかどうかを巡って、米映画業界とソニーの間で起こった裁判の最高裁判決を読むこともできる。

 検索結果の上部の「How Cited」をクリックすることによって、それぞれの判決が、他の判決でどのように引用されているかを調べることも可能だ。


ソニー・Betamax訴訟の判決文の一例 他の判決文での引用事例の検索例

 我々は法治国家に住んでおり、それぞれの判例はその後の判決に大きな影響を与えるだけに、法律解釈や慣習を理解するためにも、一般市民がこのようなサービスを利用できるメリットは大きいと言えるだろう。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/11/18 12:13

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