“ビル陰”における地デジ受信状況、総務省がWebで測定結果公開


総務省テレビ受信者支援センター(デジサポ)のサイトで公開を始めた「ビル陰障害地域における地上デジタル放送受信可否 簡易連続調査の結果」の例

 総務省テレビ受信者支援センター(デジサポ)は24日、都市部の“ビル陰”エリアを中心に実施した、地上デジタル放送の受信状況に関する簡易連続調査(ぱぱっと調査)の結果を公開した。デジサポのWebサイトにおいて、東京23区、川崎市、名古屋市、大阪市、堺市の調査結果を公開している。2010年1月以降、札幌市や仙台市、新潟市、浜松市、広島市、北九州市、福岡市などについても順次公開していく。

 確認したい地域の都道府県名、市区町村名、放送局名(現在はNHKデジタル総合のみ)を選択すると、Google Maps APIを利用した地図上に調査結果が表示される。「受信良好」な場所は青色で、「要詳細調査」の場所は橙色でプロットされる。

 なお、簡易調査は、高さ約2メートルの位置に受信アンテナを取り付けたワンボックスカーを走行して行われた。そのため、測定結果は道路に沿った形で示されており、各住戸の受信状況を保証するものではないとしている。


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(永沢 茂)

2009/12/25 13:34