TCAなど、障害発生時の情報公開ガイドライン策定
電気通信事業者協会(TCA)、テレコムサービス協会、日本インターネットプロバイダー協会、日本ケーブルテレビ連盟で構成される「電気通信サービス向上推進協議会」は、電気通信サービスの事故や障害発生時の情報公開体制をまとめたガイドラインを策定した。
今回策定されたのは、「電気通信サービスにおける事故及び障害発生時の周知・情報提供の方法等に関するガイドライン」。全電気通信事業者の事故及び障害を対象にしており、電気通信事業法が定める重大事故や、社会的影響が大きい事故・障害が発生した場合には、遅滞なく自社のWebサイトに掲載するよう定めている。
また、掲載範囲の基準を事前に定めておくことや、速やかに発表を行うこととしており、日時、影響を受ける地域やサービス、機種、影響の具体的な内容などについて情報提供を行うと定めている。このほか、相談窓口の設置や設備運用部門などとの連携のあり方などについてもまとめられている。
関連情報
(太田 亮三)
2010/2/3 19:53
-ページの先頭へ-