Twitterのつぶやき、14%は日本語、英語は50%で大きく減少



Twitterでつぶやかれている言語の割合(Semiocastの発表資料より)

 フランスの調査会社Semiocastは24日、Twitterでつぶやかれている言語に関する調査の結果を発表した。英語が50%と最多だったが、次いで日本語が14%を占めた。

 Semiocastは、TwitterやFacebookなどで、インターネットユーザーが企業のマーケティングキャンペーンや製品発表にどのような反応を示すかを調査する業務を行っている。この調査もその一環として行われ、2010年2月8日と2月10日の48時間にわたって、280万件のつぶやきを対象に調査した。短い文章の中から41言語を識別できる同社のツールを用いた。

 それによると、Twitterでつぶやかれる言語の上位5言語は、英語、日本語、ポルトガル語、マレー語、スペイン語の順だった。

 最も多かった英語のつぶやきは全体の50%を占めているが、2009年前半の調査では約3分の2が英語だったため、割合としては大きく減少したことになる。これは、英語圏以外でTwitterが大きく成長したことを意味しており、今後もこの傾向は続くと考えられる。

 日本語は全体の14%を占めた。ポルトガル語は9%で、ブラジルにおけるソーシャルネットワークサービスの成功に負っていると言える。マレー語は、マレーシアとインドネシアでTwitterが大きく成長したことを意味し、全体の6%を占めていた。スペイン語は4%を占め、全世界のスペイン語利用者や、米国におけるスペイン語利用者の多さを表しているといえそうだ。

 以下は、6位がイタリア語、7位がオランダ語、8位がドイツ語で、いずれも1~2%を占めていた。フランス語は、1%をわずかに切る割合で11位だったとしている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2010/2/25 11:17