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GoogleのJavaScript規格準拠テスト、最高点はOpera、最低点はIE


「Sputnik」のテスト結果を図にしたもの。中心に近いほど良好で、失敗の種類が似ているブラウザーが近くにプロットされている(Google Chromiumブログより)

 Googleは11日、WebブラウザーがJavaScriptの規格に準拠しているかをテストするためのツール「Sputnik」による、比較テストの結果を公表した。最も成績の良かったブラウザーは「Opera 10.50」で、逆に最も悪かったブラウザーは「Internet Explorer 8」という結果となった。

 Googleでは、JavaScriptテストツール「Sputnik JavaScript Conformance Test Suite」を2009年6月にオープンソースで公開していた。このツールは、JavaScriptの実行速度を競うものではなく、JavaScriptの標準規格「ECMA-262 第3版」を満たしているかを、5000以上のテストで試すものだった。ただし、Googleではこのテストに一定の意味はあるものの、一般的なWebサイトでの利用を考えた場合には、標準規格通りにはうまく運ばない場合もあると指摘していた。

 しかし、最新の標準規格である「ECMA-262 第5版」では、Webで使用されている実態に合わせるように改定されたことで、WebブラウザーがJavaScriptの標準規格テストに完全に合格することが、大きな意味を持つようになってきたと指摘。このことに合わせ、Googleでは10日、既に公開していたSputnikテストスイートを、ブラウザーで簡単に実行できる形式で公開した。

 11日には、一般的なWebブラウザーでのSputnikのテスト結果を、Google Chromeの公式ブログで公開した。標準規格を満たさなかった失敗の数は、「Opera 10.50」が78回で最も少なかった。以下は、「Safari 4」が159回、「Google Chrome 4」が218回、「Firefox 3.6」が259回で、最も失敗が多かったのは「Internet Explorer 8」の463回となった。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2010/3/12 11:50