Snow Leopardの最新バージョン「Mac OS X 10.6.3」リリース


 アップルは29日、Mac OS X 10.6 Snow Leopardの最新アップデートとなる「Mac OS X 10.6.3」をリリースした。同OSのソフトウェア・アップデート機能経由またはアップルのダウンロードサイトから入手できる。

 Mac OS X 10.6.3では、アプリケーションが強制終了したり、再起動が必要なシステムエラーが発生した際の使用状況情報の収集機能が搭載された。ソフトウェアやハードウェア、サービスの使用状況データなどを収集してアップルに送信し、分析・診断する。なお、情報の収集はユーザーの同意がある場合のみ行われ、情報も匿名で扱われるとしている。

 このほか、不具合修正や互換性の改善、複数のセキュリティ修正も含まれている。セキュリティ修正については、Mac OS X 10.5.8用の「Security Update 2010-002」も同日リリースされている。また、サーバー版のMac OS X Server 10.6、Mac OS X Server 10.5.8についても、それぞれアップデートが用意されている。


関連情報


(永沢 茂)

2010/3/30 18:57