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NHKオンデマンドがFlash形式に移行、字幕表示の試行サービスも


NHKオンデマンドでの字幕表示イメージ

 日本放送協会(NHK)は1日、動画配信サービス「NHKオンデマンド」のPC版サイトをリニューアルした。

 PC版サイトは従来、Windows Media Video形式で動画を配信していたが、4月1日からはFlash Video形式へと変更。これによって、サービスを利用できるOSやWebブラウザーの種類が増えた。また、ビットレートは従来の1.5Mbps、768kbpsに加えて、新たに384kbpsを追加した。

 Windowsの動作環境は、Windows 7/Vista/XP SP3で、WebブラウザーはInternet Explorer 8.x/7.x(32bit版のみ)およびFirefox 3.6.x/3.5.x。Macintosh環境では、インテルCPUを搭載したMac OS X 10.6/10.5/10.4で利用が可能で、WebブラウザーはSafari 4.xおよびFirefox 3.6.x/3.5.x。また、Flash Playerのバージョンは10.0.32.x以降になる。

 再生はWebブラウザー上で可能になり、動画再生中に番組の詳細情報も確認できる。再生後には、続きの番組を視聴できるようになった。また、オートログイン機能により、最終ログインから14日間以内であればパスワードを再度入力することなく、購入番組を再生できる。なお、番組購入時にはパスワードの入力が必要になる。

 合わせて、NHKオンデマンドの配信動画で、テレビ放送と同様に字幕を表示する試行サービスを開始した。当初は、連続テレビ小説や大河ドラマなどの一部番組を対象に、1日4〜5本程度の番組に字幕を付加する。

 字幕サービスの試行にあたっては、放送で使用する字幕素材をFlash Videoで表示可能なXMLによる字幕形式「TTML:Timed Text Markup Language」に自動変換する技術を、エル・エス・アイ ジャパン株式会社と共同で開発。同技術では、文字色や背景色、ふりがな、表示位置、点滅表示、下線表示、囲み文字などの設定が可能だという。

 また、この変換技術には新たに開発した汎用的な字幕言語「GCML(General Caption Markup Language)」を利用。同言語は、XML構造であるため、字幕からテキスト情報を抜き出して、番組のシーン検索などへの活用も期待できるとしている。


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(村松 健至)

2010/4/1 15:30