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電子書籍閲覧経験は54%、有料利用は16%〜ライフネット生命調べ


電子書籍の利用経験

 ライフネット生命は8日、電子書籍に関する調査結果を公表した。調査は2月26日から3月1日まで、ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員で25〜44歳の男女1000人を対象に実施した。

 調査によれば、電子書籍を利用したことがあるという人は54.4%。うち、「無料で利用した」は38.2%、「有料で利用した」は5.9%、「無料・有料の両方で利用した」は10.3%で、有料で電子書籍を利用した経験がある人は16.2%にとどまった。

 電子書籍を利用したことがあると答えた544人に対して、利用した端末を複数回答形式で聞いたところ、トップは「携帯電話」で90.6%となり、2位の「パソコン」(43.0%)を大きく引き離した。3位は「スマートフォン(iPhoneなど)」で1.8%だった。

 閲覧したことのある電子書籍のジャンル(複数回答)としては、「コミック」が76.8%と圧倒的に多く、「文芸書・小説」は44.3%、「アニメ・ゲーム」は18.0%、「ビジネス書・実用書」は15.6%だった。

電子書籍の利用意向は4割弱

iPadもしくはKindleで閲覧したい電子書籍のジャンル

 また、全回答者1000人の今後の利用意向としては、「利用したい」が37.2%が最も多かったが、「どちらでもない」(32.3%)と「利用したくない」(30.5%)もそれぞれ3割を超える結果となった。

 電子書籍を利用したいと答えた人が挙げた理由(複数回答)では、「保管場所をとらない」(82.8%)が最も多く、「読みたい作品がすぐに手に入る」(56.2%)、「多くの本を持ち運びができる」(52.7%)、「書籍の検索がしやすい」(49.2%)が続いた。

 一方、利用したくないという人が挙げた理由では、「開きたいページや読み返したいページをすぐに開けない」(43.0%)、「専用の端末を買わなければならない」(38.0%)、「端末のバッテリーが気になる」(33.1%)、「紙の質感がない」(31.8%)が多かった。

 このほか、全回答者に対して、読んでみたい電子書籍のジャンルを「iPad」と「Kindle」の端末ごとに複数回答形式で聞いたところ、iPadでは「雑誌」(31.3%)や「コミック」(31.3%)が多く、Kindleでは「文芸書・小説」(30.0%)が最も多く、対象となるコンテンツに差が見られたとしている。


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(増田 覚)

2010/4/8 15:53