SPを適用していない初期版「Windows Vista」のサポート終了


 マイクロソフトは14日、サービスパックを適用していない初期版の「Windows Vista」について、サポート期間を終了した。初期版のWindows Vistaについては、14日に公開したセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)が最後の対応となり、今後は修正パッチを公開しないことから、マイクロソフトではWindows Vista Service Pack 1(SP1)またはService Pack 2(SP2)を適用するよう呼びかけている。

 マイクロソフトのサポートライフサイクルでは、Windowsのサービスパックが新たに提供された場合、それ以前のサービスパックまたは製品版については24カ月後にサポートを終了する。Windows Vista SP1が2008年3月に公開されたため、初期版のWindows Vistaについては2010年4月でサポートが終了した。

 同様に、Windows XP SP2も2010年7月14日にサポートが終了する予定となっており、マイクロソフトではWindows XP SP3やWindows 7への移行を推奨している。また、Windows 2000については2010年7月14日ですべてのサポートが終了する。


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(三柳 英樹)

2010/4/14 12:59