pixivが「不健全な出会い」に注意、コスプレSNSでも「突然の勧誘」


 ピクシブは22日、同社が運営するイラスト投稿・閲覧SNS「pixiv」において、不健全な出会いを目的として、メッセージ機能や掲示板、イラストコメント機能を通じて絵を褒めちぎり、不特定多数のユーザーに近づこうとするケースがあるとして注意喚起した。

 ピクシブではこうした行為を禁止しており、ユーザーからの通報を受け、悪質と判断した場合は、アカウント停止などの処置を行っていると説明。ユーザーに対しては、全く面識のない人からのコンタクトには注意してほしいとしている。

 「pixiv」は、2007年9月にサービスを開始。4月13日には、投稿された作品数が累計1000万枚を突破した。「pixivモバイル」を含む月間ページビュー数は15億PV、月間ユーザー数は約180万人に上るという。

 このほか、ライブドアが運営するコスプレSNS「Cure」は22日、メッセージ機能や掲示板、画像や日記へのコメントなどで、面識のないコスプレイヤーから個人撮影やモデルの依頼を申し込まれるケースがあり、トラブルが多発していると注意喚起した。

 有限会社ふわりが運営するコスプレSNS「コスプレイヤーズアーカイブ」でも22日、同様の注意文を掲載。特に最近コスプレを始めたばかりの人や、未成年の利用者に注意を呼びかけるとともに、イベントでは1人ではなく友達と団体行動することを勧めている。


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(増田 覚)

2010/4/23 18:52