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「Webの37%はポルノ」〜欧フィルタリングサービス会社Optenet調査


 スペインのコンテンツセキュリティー企業でフィルタリングサービスを提供しているOptenetは16日、Webコンテンツの37%がポルノだとするコンテンツ割合に関する調査結果を発表した。

 調査は、約400万のURLを代表サンプルとし、その中に含まれているコンテンツの種類を分析した。Opetenetはスペイン、米国、オーストラリアにそれぞれ本社を持つグローバル企業で、SaaSやオンプレミスのフィルタリングサービスを提供している。

 調査の結果、全コンテンツのうち37%がポルノであることが判明した。また、ポルノに加えて、幼児ポルノ、非合法ドラッグ購入等の非合法コンテンツを合計すると、2009年第1四半期に比べて、1年間で17%増加したとしている。

 さまざまなコンテンツの増加率を見ると、暴力は10.8%増、テロ関連コンテンツは8.5%増、非合法ドラッグ購入に関するコンテンツは6.8%増だった。そのほかにオンラインRPG、たとえば「World of Warcraft」、「Final Fantasy」、「Grand Theft Auto 4」などのゲームに関連したWebコンテンツは212%と倍増した。

 この結果を受けて、Optenet児童保護プロジェクト担当ディレクターであるAna Luisa Rotta氏は、「インターネットコンテンツの3分の1以上がポルノであり、好奇心にかられた若者が非常に簡単にWebサイトにアクセスできる環境にあり、そうした若者が圧倒的に増加しています。こうした状況において大人は、家庭のPCセキュリティーを管理する責任からますます逃れられなくなっていると言っていいでしょう」とコメントしている。

 また、「不愉快な行動を助長するオンラインRPGに成長トレンドが見られる。たとえば、オンラインゲームの中で暴力的で残酷な行動に報酬を与える、といったことだ。さらに、これらのゲームの中には、チャット、掲示板、VoIP、ユーザーコンテンツの交換などのコミュニケーション方法を提供しているものもある。これらの連絡手段がネットいじめや児童に対するセクハラなど、人に深い傷を負わせるような、多くは非合法な活動に利用されるおそれは十分にある」と警告している。

 その他のコンテンツの増加率に関しては、ネットショッピングが9%増、旅行観光が5.7%、コンピューターサイエンスとスポーツが4.2%増、レジャーとエンターテインメントが3.6%増となっている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2010/6/17 09:26