バッファロー、個人向けにウイルス対策機能搭載のUSBメモリー新製品


 株式会社バッファローは、ウイルス対策機能搭載のUSBメモリー「RUF2-JVS」シリーズを7月中旬に発売すると発表した。企業では普及しつつあるというUSBメモリーでのセキュリティ対策を、個人や中小事業所でも導入しやすいように開発した製品だという。4GB/8GB/16GBモデルがあり、オープンプライス。Windows 7/Vista/XPに対応する。


「RUF2-JVS」シリーズUSBコネクターはスライド式

 ウイルス対策機能としては、トレンドマイクロの「Trend Micro USB Security for Biz」を内蔵。PCに挿入されるとウイルス検出ソフトを自動的に常駐させ、USBメモリー内に書き込まれるファイルを監視。ウイルスを検出すると、警告を表示するとともに、感染ファイルをUSBメモリー内の専用フォルダーに隔離する。なお、ウイルスの駆除機能は搭載していない。

 ウイルス定義ファイルは、インターネットに接続しているPCに挿入した際に更新される。Trend Micro USB Security for Bizのライセンスは、アクティベーション後1年間となっており、2年目以降は年額980円の「ライセンス延長パック」の購入が必要。

 「RUF2-JVS」シリーズの本体サイズは21×55×9mm(幅×高さ×奥行、コネクター収納時)で、重量は約15g。USBコネクターは、スライドスイッチによる収納式となっている。レッド、ブラック、ホワイトの3色をラインナップする。


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(永沢 茂)

2010/6/30 14:02