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トレンドマイクロ、最新のウイルス検出技術など体験できる無償ソフト群


 トレンドマイクロ株式会社は6日、同社の最新セキュリティ技術を体験できる各種無償ソフトをまとめて紹介するページを開設した。ウイルス定義ファイルをクラウド上に置くことで、クライアントPCの負荷を軽減する方式のウイルス検出ソフト「Trend Micro HouseCall」など、11製品を提供する。

 なお、このページで提供している製品は、最新技術をいち早く試用してもらうためのベータ版として提供するもので、同社のサポートの対象外であるため注意が必要だ。


トレンドマイクロの各種無償ソフト紹介ページ

 HouseCallは、トレンドマイクロの「ファイルレピュテーション」(安全性の格付け)データを利用した「スマートスキャン」機能により、最新のウイルスやスパイウェア、Webからの脅威を検出するソフト。また、他のユーザーの環境で見つかった新しい脅威の情報をトレンドマイクロにフィードバックし、その情報をクラウド上で分析、定義ファイルに追加する「スマートフィードバック」機能を備える。これにより、特定の地域や業界、企業などで見つかった脅威に対してもいち早く対応できるとしている。

 製品版ソフトではまだ提供されていない最新技術を実装しているとしており、HouseCallはプロトタイプ製品という位置付けだ。なお、検出した脅威の削除はできないため、「ウイルスバスター」などのウイルス対策ソフトで削除する必要がある。Windows 7/Vista/XPに対応しており、32bit版と64bit版がある。


「Trend Micro HouseCall」のスキャン画面

スキャン設定画面 スマートフィードバック設定画面

 このほか同ページでは、従来より提供している各種無償ソフトを紹介している。具体的には、不正なサイトへのアクセスをブロックするiPhone/iPad/iPod touch向けブラウザー「Smart Surfing」はじめ、PC向けでは危険なサイトへのアクセスをブロックするブラウザープラグイン「Web Protection Add-On」、ブラウザーの脆弱性を狙った攻撃をブロックする「Browser Guard 2010」(英語版)、レジストリとファイルの設定を検索・レポートする「HijackThis」(英語版)、ボットの挙動を監視する「RUBotted」(英語版)、スパイウェア「CoolWebSearch」を検出・駆除する「CWShredder」(英語版)、ルートキットを検出・削除する「RootkitBuster」(英語版)、なりすましメールを識別するブラウザープラグイン「eMailID」(英語版)、メール暗号化のためのOutlook向けプラグイン「Email Encryption」(英語版)、企業のセキュリティ対策状況の診断ツール「Security Pro」がある。

 Smart SurfingはすでにiPhone/iPod touch向けに提供していたものだが、今回新たにiPadにも対応した。Security Proは一時提供をやめていたが、今回リニューアルして公開した。一方、HouseCallはこのページの公開に伴い提供を開始したものだ。


「Smart Surfing」の保護強度設定画面 アクセスブロック画面

ウェブアクセス履歴画面




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(永沢 茂)

2010/7/6 12:26