NTT東西、電源コンセント直差し型の無線LANセットを販売

「光LINK ワイヤレスアダプタ WA-1100-S」（2台組）

　東日本電信電話株式会社（NTT東日本）と西日本電信電話株式会社（NTT西日本）は、電源コンセントに直接差して使えるIEEE 802.11a/b/g/n対応の無線LAN機器「光LINK ワイヤレスアダプタ WA-1100-S」を20日から販売する。同一製品の2台セットで価格は1万5750円。1台をアクセスポイント（親機）、もう1台がアダプター（子機）として動作するよう設定済み。増設用の単品モデル「WA-1100」も7875円で同日から販売する。

　IEEE 802.11a/nまたはIEEE 802.11b/g/nの切り換え利用に対応した無線LAN製品。ルーターから遠い場所に設置したネット対応テレビなど、デジタル家電の無線ネットワーク接続を手軽に実現できる。「ひかりTV動作確認済み」のロゴマークも取得済み。

　また、NTTのフレッツ関連サービスの優先制御（QoS）をサポート。「ひかりTV」や「ひかり電話」の専用機器を接続したネットワーク環境であれば、PCからのウェブアクセスを同時に行う場合でも、映像や通話を優先処理できるという。

　このほか、WA-1100を電波到達距離延長用の中継機にすることも可能。なお、ルーター機能は非搭載となっている。

　本体サイズは72×102×40mm（幅×高さ×奥行）、重さが約170g（壁掛け用プレート込み）。暗号化方式はWPA2-PSK（AES/TKIP）、WPA-PSK（AES/TKIP）、WEP（128bit/64bit）をサポートする。