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Yahoo! JAPAN、Googleの検索エンジンと検索連動型広告の採用を発表


検索エンジンの変更による影響範囲(ヤフーの資料より)

 株式会社ヤフーは27日、「Yahoo! JAPAN」に米Googleの検索エンジンと検索連動型広告配信システムを採用すると発表した。切り替え時期については現時点では未定で、今後詳細を協議の上、決定するとしている。

 ヤフーでは、米Yahoo!がMicrosoftから検索エンジンと検索連動型広告の提供を受けることを2009年7月に決定したが、日本のヤフーでは他の検索エンジンと検索連動型広告も検討すべきと考え、代替案との比較を行った結果、Googleが現時点ではベストであるとの結論に至ったため、Googleからの提供を受けることを決定したと説明している。

 ヤフーとGoogleの提携範囲は、ウェブ、画像、動画、モバイルの4領域における、検索エンジンおよび検索連動型広告配信システム。Yahoo! JAPANではGoogleの検索結果をカスタマイズしてユーザーに提供する。検索結果と検索連動型広告以外の部分は引き続きYahoo! JAPANが提供し、広告主が希望するキーワードに値段を付け、オークション形式により広告の掲載可否や順序を決定する「マーケットプレイス」も、Yahoo! JAPAN独自のものとして維持していくとしている。

 また、Yahoo! JAPANでは、オークションやショッピングなどのデータをGoogleに対して提供していくことも発表。これによりデータが素早く検索エンジンに反映され、ユーザーの利便性が高まるとしている。

 ヤフーでは、今回の契約は検索エンジンと検索連動型広告配信システムについてのみで、米Yahoo!は引き続きYahoo! JAPANの戦略的パートナーであり、Yahoo! JAPANは引き続きYahoo!ブランドを利用すると説明。その他の領域に関しては資本関係も含め、これまで通りの関係を継続していくとしている。

 検索エンジンと検索連動型広告提供の契約期間は当初2年で、その後ヤフーが断らなければ自動的に2年延長される。また、Yahoo! JAPANからGoogleのデータ提供の契約期間も当初2年で、その後原則としてさらに2年間更新し、双方が同意すれば2年ずつ更新することが可能。


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(三柳 英樹)

2010/7/27 15:45