海外記事を母国語で、中国発ソーシャル翻訳サイト「Yeeyan」が日本進出
Yeeyan中国語版 |
海外の記事やコンテンツを一般ユーザーが翻訳し、母国語で紹介する中国のサイト「Yeeyan(イーエン)」が日本に進出する。日本法人である株式会社イーエンジャパンが2日、国内での営業活動を開始した。9月中に「Yeeyan日本語版」を公開するという。
Yeeyanは、「Guardians」「Read Write Web」「New York Times」「Time」をはじめとする提携メディアなどの記事をユーザーが翻訳し、カテゴリー別に掲載するサイト。翻訳記事を他のユーザーが添削することで、より洗練された翻訳記事が提供される仕組み。
中国のYeeyanは2006年12月に開設され、現在は1日200本以上、これまでに約10万本の記事が中国語に翻訳されている。登録ユーザー約20万人のうち、7万人が翻訳者として活動し、編集部が認定した「契約翻訳者」には翻訳料を支払う仕組みも提供している。
日本での提携メディアは未定だが、「中国のYeeyanと同様、30~40社のメディアと提携する予定」(イーエンジャパン)。9月中に公開予定のYeeyan日本語版ではスタート当初、事前に依頼した協力者によって翻訳された海外メディアの日本語翻訳記事が数百本掲載される。
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(増田 覚)
2010/8/2 17:11
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