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この画面が表示されたら要注意! ワンクリック請求の代表的な画面例9種


 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は4日、同機構の窓口に寄せられたワンクリック請求に関する相談が、6月で累計2万件を超えたと発表した。2010年に入ってから毎月600件以上で推移しており、6月には805件に上った。

 被害が減らないのは、ワンクリック請求という罠が存在することを知らないPC利用者がいまだ多数存在しているためだとIPAではみており、その手口を説明するとともに、代表的な画面も提示して注意を呼び掛けている。


ワンクリック請求に関する相談件数の推移(IPAの発表資料より)

 IPAによると、被害のほとんどがアダルトサイトの動画コンテンツのページ。無料の動画を見るつもりでリンクをクリックし、表示されるダイアログを不用意にクリックして進んでいくと、マルウェアをインストールされてしまい、料金請求画面が数分おきに表示されるなどの現象が発生する。


アダルトサイトの料金請求画面例(IPAの発表資料より)

 IPAでは、マルウェアがインストールされる前に表示される特徴的な画面として、「はい」「いいえ」のボタンが強調されている画面を紹介。そのような画面を見た際には、「もしかして、罠ではないか?」と疑いを持つ慎重さが求められるとしている。

 また、「セキュリティの警告」ウィンドウが表示された場合は、何らかのプログラムがダウンロードされ、実行されようとしている時だと説明。動画を見ようとしただけで「セキュリティの警告」ウィンドウが表示された場合は、「実行」「保存」ボタンはクリックすべきではないとしている。

 IPAでは、相談があったもののうち9サイトの特徴的な画面例を公開。今後も似たサイトが出現してくることが予想されるとし、画面の特徴をつかんでおき、不用意な行動は慎むよう呼び掛けている。


IPAで確認している主なサイト9種類の特徴的な画面例(IPAの発表資料より)

 なお、万一、料金請求画面が表示されるようになっても、絶対にその業者に連絡をとったりせずに、最寄りの消費生活センターなどに相談することを勧めている。


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(永沢 茂)

2010/8/4 14:12