Google、顧客対応の悪い業者が上位に表示されないようアルゴリズム改良
米Googleは、顧客対応の悪い販売業者などを、検索結果の上位に表示しないようアルゴリズムを改良したことを明らかにした。
これは、New York Timesのある記事がきっかけだったという。同記事では、あえて顧客対応を悪く行うことで、検索結果の上位に表示されるよう仕組んでいた業者が紹介されていた。ネット上で悪い評判を立ててもらうことで、その業者のサイトへ多数のリンクが張られるのを逆手にとったわけだ。
Googleでは、具体的な仕組みは明らかにしていないが、多数の業者の中から、この記事のような業者を判別するアルゴリズムを開発。すでに実装したという。Googleでは、顧客対応が悪いということは、Googleの検索結果において商売的にも不利になるということだと指摘している。
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(永沢 茂)
2010/12/2 19:33
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