pixiv、自社CDNのインターネット回線を6Gbpsへ増強
イラスト投稿コミュニティサイト「pixiv」を運営するピクシブ株式会社は16日、同サービスのインターネット回線容量を増強したと発表した。
pixivはサービス開始当初より、自社オフィス内の自作サーバー上で運営されてきたことが知られているが、これに加えて2010年7月、IDCフロンティアのデータセンターにおいて、画像・広告を配信するための自社CDNの運用を開始したという。今回の増強は、自社CDNのインターネット回線を従来の4Gbpsから6Gbpsへ増速るもの。
12月10日現在、pixivのユーザー数は260万人、作品総数は1700万枚。月間ページビューは20億PVに上るという。ピクシブによれば、急激な成長により、アクセス過多の際などにトラフィックを処理することができず、表示しづらい、アップロードしづらいなどの状況が発生することがあったという。今回の回線増強により、作品の表示とアップロードが大幅に高速化されるとしている。
なお、増強に伴う費用は、有料会員サービスの収益を充てるとしている。
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(永沢 茂)
2010/12/17 06:00
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