アイ・オー、「Intel WiDi」対応TVアダプターを開発中


WDA-X1

 株式会社アイ・オー・データ機器は、米国ラスベガスで開催中の家電展示会「2011 International CES」で米Intelが発表した新技術「インテルワイヤレス・ディスプレイ Ver.2.0」に対応したTVアダプター「WDA-X1」を開発していることを明らかにした。

 「インテルワイヤレス・ディスプレイ Ver.2.0」はIntelが提唱する無線映像伝送方式。「Intel WiDi」と呼ばれており、無線LAN(IEEE 802.11n)を利用してPCの画面を転送し、テレビに表示できる。ハイビジョン画質にも対応している。

 アイ・オーが開発中のTVアダプター「WDA-X1」は、Intel WiDiに対応したPCの画面を無線で受信し、接続したテレビに表示することが可能。ワイヤレスで大画面テレビに表示されるため、テレビの近くにPCを移動させずに、部屋のどこからでも接続できるという。

 PC内の動画や写真などのデジタルコンテンツをはじめ、ショッピングサイトや動画投稿サイト、地図サイトなどのPCの画面がそのまま大画面テレビに表示できるため、家族で楽しめるとしている。

 脚部および突起を含まない「WDA-X1」のサイズは146×99×28mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約200g。映像端子はHDMI出力端子およびコンポジット出力端子。

WDA-X1とIntel WiDi対応PCの連携イメージ

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(増田 覚)

2011/1/6 15:35