米Microsoft、“Vail”こと「Windows Home Server 2011」のRC版をリリース
米Microsoftは3日、家庭・ホームオフィス向けサーバーOSの新バージョン「Windows Home Server 2011」のRC(製品候補)版をリリースしたと発表した。
Windows Home Server 2011は、Windows Home Serverの次期バージョンとして、Windows Server 2008 R2ベースで開発された。これまで“Vail”というコードネームで呼ばれていたものだ。
Windows Home Server公式ブログでは、新機能として、ドライブ間でのデータ移動が容易になるという「Move Folder Wizard」を紹介している。新規HDDを認識するとアラートが表示され、あとは自動的に追加ストレージとしてのフォーマットや設定に移れるとしている。
RC版は、テスター向けの「Windows Home Server Connect Program」(Windows Live IDが必要)に参加することで英語版をダウンロードできる。RC版とあわせ、Windows Home Server 2011用アドイン開発ツールなどを提供する「Windows Server Solutions SDK」もアップデートされた。
Windows Home Server公式ブログでは、AcerがWindows Home Server 2011搭載のサーバー製品を今春より提供することも伝えている。
関連情報
(永沢 茂)
2011/2/4 18:47
-ページの先頭へ-