さくらインターネット、専用サーバー系サービスにハイエンドサーバーを追加


 さくらインターネット株式会社は8日、専用レンタルサーバーサービスのサービス内容を改訂し、ハイエンドサーバーモデルの追加と、拠点間VPNの提供を2月16日に開始すると発表した。また、複数台構成のサービス「専用Platform」の名称を、「専用Platform Ad」に変更する。

 新モデルのサーバーについては、「専用サーバ RAIDプラン」と「専用Platform St」に、新たにQuadCore Xeon 2CPUモデル(L5506 2.13GHz×2)を追加する。2CPUプランの料金は、「専用サーバ RAIDプラン」が初期費用19万9800円、月額1万5800円。「専用Platform St」が初期費用19万9800円、月額4200円。

 「専用サーバ アドバンスドプラン」と「専用サーバ Platform Ad」では、NEC E120b-1 QuadCore Xeon 2CPUモデル(L5630 2.13GHz×2)の提供を開始する。新モデルの料金は、「専用サーバ アドバンスドプラン」が初期費用無料、月額3万5800円。「専用サーバ Platform Ad」が初期費用無料、月額2万6250円。

 最大20台までの複数台構成が可能な「専用サーバ Platform St」「専用サーバ Platform Ad」では、「Citrix XenServer 5.6」(無償版)の提供を開始する。

 また、「専用サーバー Platform Ad」では、拠点間をセキュアに接続可能なVPN用のアプライアンスとして、「VarioSecure VSR700」の提供を開始。これにより、拠点間VPNとサーバー仮想化を活用したバーチャルプライベートクラウドの構築が可能となる。


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(三柳 英樹)

2011/2/8 17:40