ニフティ、「ココログ広場」で昭和の雰囲気を持つ仮想空間「まち」を提供開始


 ニフティは2月8日、運営するブログサービス「ココログ」のユーザー交流の場所として開設した「ココログ広場」で、ユーザー同士がアバターを使って会話を楽しめる仮想空間「まち」の提供を開始したと発表した。利用には無料の@nifty会員への登録をした上で、「ココログ広場」に登録する必要がある。利用は無料。

 ニフティはこれまでにも「ココログ広場」でアバターやソーシャルアプリ「インターポット」などの提供を行ってきたが、今回、アバターを通してユーザー同士がリアルタイムで会話できる仮想空間として「まち」の提供を開始するもの。仮想空間「まち」では、大人のユーザーにも親しみやすいよう、昭和の東京都心や郊外をイメージした懐かしい雰囲気を持たせたという。

 ユーザーは、「まち」のスタートページにある複数のエリアから行きたい場所を選び、同じ場所にいるほかのユーザーとアバターを通じてリアルタイムでチャットを楽しめる。「ハッピー」機能を使って挨拶をすることで、初めての来訪でもコミュニケーションが取りやすいという。従来「ココログ広場」で提供してきた「友達申請」機能も提供。プロフィールの表示画面から、「ハッピー」や「友達申請」などができる。

 また、カメラで撮影した写真を「ココログ」へ記事として投稿したり「ココログ広場」のマイページで公開できるカメラ機能も用意した。

 今後「まち」では、季節に合わせたイベントや、さまざまな企業や団体と連携したコミュニティなど現実と連携する企画を提供していくという。第一弾として、サービス提供開始と同日の2月8日からバレンタインデーイベントを期間限定で開催。「まち」の「ソナタ広場」で3月14日までの期間限定で恋愛成就の効果があるという「ハートの像」が登場する。

「まち」のイメージ。左から、空き地、タワー、ソナタ広場

 


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(工藤 ひろえ)

2011/2/8 19:01