HP、初のwebOS搭載タブレット端末「TouchPad」を発表


 米HPは9日、「webOS」を搭載した初のタブレット端末「HP TouchPad」を発表した。本体のストレージ容量が16GBと32GBの2種類を用意し、今夏に発売する。価格は未定。webOSは、HPが買収した米Palmが開発した携帯端末向けOS。

 HP TouchPadは、9.7インチのマルチタッチ対応スクリーン(1024×764ドット)、CPUはQualcommのデュアルコアプロセッサー「Snapdragon」(1.2GHz)を搭載。マルチタスクでFlash Player 10.1ベータ版にも対応する。

 機能面では、HPが同日に発表したwebOS搭載のスマートフォン「Veer」および「Pre3」をHP TouchPadに触れさせることで、現在閲覧中のウェブページのURLを共有することなどが可能だ。

 ネットワークはWiFi(IEEE 802.11b/g)、Bluetooth 2.1に対応。本体全面には130万画素のビデオチャット対応カメラを搭載する。本体サイズは190×242×13.7mm、重さは740g。


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(増田 覚)

2011/2/10 14:59