災害情報の入手方法、「TwitterなどのSNS」は17%~マクロミル調査


 株式会社マクロミルは18日、東北地方太平洋沖地震に伴う生活支援に関するアンケート調査の結果を公表した。調査は3月16日に開始し、17日12時までにインターネット経由で14万8222人の有効回答を集めた。

 震災で日常生活が困難な地域に在住していると答えた3140人を対象に、生活で困っていることや不安に思っていることを複数回答形式で尋ねたところ、「ガソリン・灯油が入手しにくい」が88%、「食料が入手しにくい」が84%で上位だった。

 また、災害に関するニュースや生活情報の入手方法については、「テレビ」が88%で最も多く、以下は「パソコンによるニュースサイト・関連HP」が62%、「ラジオ」が62%と続いた。「ツイッターなどのSNS」と回答した人は17%だった。

災害に関するニュースや生活情報の入手方法について

 このほか、地震発生以降の親族・知人との安否確認の方法は、「携帯電話のメール」が75%、「携帯電話の通話」が69%、「固定電話」が42%の順。「通信会社などが提供する伝言サービス」は約1割だった。

 なお、今回の調査はチャリティーアンケートとして、アンケート回答1件の謝礼にあたる「20ポイント(20円相当)」をマクロミルが拠出し、日本赤十字社などの団体に寄付する。調査は3月22日まで実施する予定。


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(増田 覚)

2011/3/18 16:54