Google検索の「もしかして」機能を改良、少しおせっかいに?
Googleは31日、間違って入力したと思われる検索キーワードに対して、正しいと思われる単語を表示する「もしかして」機能を改良したことを明らかにした。「そう分かっているなら直してくれればいいのに……」というユーザーの思いに対応した。
従来の「もしかして」機能は、正しいと思われる単語を「もしかして:~」と提示し、これをクリックすることで訂正後の単語による検索結果に切り替わる仕組み。ただし、有用と思われる場合には、訂正後の検索結果の上位2件のみを表示していた。
今回の変更により、打ち間違いである可能性が高いと判断された場合には、「もしかして:~」リンクをクリックしなくても、訂正後の検索結果が表示されるようになった。例えば「国道交通省」で検索すると、「次の検索結果を表示しています:国土交通省」と表示され、最初から「国土交通省」による検索結果が表示される。
逆に、入力した通りの単語で検索したい場合には、「元の検索キーワード:国道交通省」というリンクをクリックするかたちだ。
Googleでは、災害時や緊急の場面では、情報を少しでも早く検索したい、知りたいという場面があると思われるとして、新しい「もしかして」が目的の情報に少しでも早くアクセスするための手助けになることに期待したいとしている。
関連情報
(三柳 英樹)
2011/3/31 17:54
-ページの先頭へ-