「MS11-022」適用後のPowerPoint不具合に対する修正プログラム公開


 マイクロソフトは24日、4月の月例セキュリティ更新プログラム「MS11-022」の適用後に不具合が起きる問題について、修正プログラムの配付を開始した。

 この問題は、4月13日に提供開始した「MS11-022」を適用した場合、PowerPoint 2003でファイルを開くと「ファイルが壊れています」というメッセージが表示される現象が起こるもの。

 マイクロソフトでは、この問題に対する修正プログラム「KB2543241」をダウンロードセンターで公開。問題が発生しているユーザーや、問題が原因でMS11-022の適用を見送っていたユーザーへの適用を呼びかけている。

 修正プログラムの表示は英語版となっているが、プログラム自体は言語非依存なので日本語版のOfficeにも適用が可能。また、6月ごろをめどに自動更新などの通常配信経由でもこの問題に対応する予定としている。


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(三柳 英樹)

2011/4/25 13:57