フェンリルが「Sleipnir 2.9.7」公開、IE9のレンダリングエンジンに対応


 フェンリル株式会社は26日、ウェブブラウザーのアップデートバージョン「Sleipnir 2.9.7」を公開したと発表した。Windows 7/Vista/XP/2000/Me/98SE/98に対応(XP SP3以上を推奨)しており、フェンリルのサイトから無料でダウンロードできる。

 今回のアップデートでは、同日、日本語向け正式版が公開された「Internet Explorer 9(IE9)」に対応した。IE9に搭載されているTridentレンダリングエンジンにより、HTML5やCSS3、SVGなどに対応。YouTubeをHTML5版プレーヤーで楽しめるなど、レンダリングエンジンによる制限でこれまで閲覧できなかったHTML5コンテンツなどをSleipnirで楽しめるようになったとしている。

 また、GPUハードウェアアクセラレーションによるレンダリングの高速化や、セキュリティの強化なども行われる。

 このほか、不具合の修正も行っている。

「Sleipnir 2.9.7」の詳細設定画面




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(永沢 茂)

2011/4/26 14:20